オークションラボでは、ビジネスパーソン向けに定例ワークショップを開催しています。これまで6回開催して、盛況が続いております。第8回目を7月26日(金)の19時から開催します。今回の内容は、コミュニティ内での投票と、評価のためのレーティング。なぜオークションラボなのに投票・レーティングかというと、入札は一種の投票でありレーティングだから、意外と関係があるのです(入札額が評価値で、お金による投票)。
スピーカーは安昌浩・ALIS CEOと、坂井豊貴・慶大教授です。会場は、有楽町・日比谷駅からすぐの「Place 171」。(株)Dolphins と(株)デューデリ&ディールのサロンスペースです。安さんが主にQuadratic Voting(QV)について話し、坂井が主にMajority Judgement(MJ)について話します。
QVはイーサリアム界隈ではおなじみ「RadicalxChange」で論じられる投票方式です。単純な一人一票ではなく、有権者は自分が重視するテーマの投票に多くの票をもちます。MJは社会的選択理論で近年、非常に評判の良い投票・レーティング方式です。こちらも単純な一人一票とは全く違うやり方で、選挙でいうと各候補者に「とてもよい」「普通」「悪い」などの絶対評価をします。いずれも、コミュニティの自律的な運営や、マッチングサービスでのレーティングに、かなり直接役立つ内容だと思います。
近年、オークションまわりの研究と、実務のコラボレーションは、世界的に盛んになってきています。しかし日本でその動きはほとんどありません。初めての方、前提知識がない方も大歓迎です。どうそ気軽にお越しください。
本ワークショップは純粋に交流を目的としており、何かの販売(やそれに類すること)は行われません。参加費は無料、参加は事前登録制です。メールでauction-lab@dd-d.jp(担当:藤)まで、①お名前 ②ご所属 ③ご職業④連絡先 を記載のうえ、ご連絡ください。
会場:有楽町駅すぐ。地下鉄・日比谷駅直通 電気ビル南館15階「Place 171」
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